「高いQOLとは何か?──“当たり前”を当たり前にできること」

エッセイ

QOL(Quality of Life)

最近よく耳にする言葉ですね。日本語では「生活の質」と訳されます。

企業のパーパスや広告などでも、「QOLを高める」「QOL向上に貢献する」といった表現をよく見かけるようになりました。

では、「高いQOL」とは一体どういう状態を指すのでしょうか?

私は高いQOLとは

「当たり前が当たり前であること」

と結論づけました。

今回は、なぜこのような考えに至ったのかをお話ししていきます。

高いQOLとは

そもそもQOLとは

QOLは、WHO(世界保健機関)によって以下のように定義されています

Individual’s perception of their position in life in the context of the culture and value systems in which they live and in relation to their goals, expectations, standards and concerns.

自分の人生における立ち位置について、その人が属する文化や価値観の中で、目標・期待・基準・悩みなどとの関係の中でどのように感じているかという主観的な認識

-WHO QOLより引用

つまり、QOLとは自分自身が自分の人生をどのように感じているかという、非常に主観的なものです。

この主観的な認識を数値化することで、QOLの高低を評価することができます。

なので、QOLを高める小物は

それを持つことで自分の人生が向上する

というものになりますね。

高いQOLとはどういう状態か

先ほどの定義を踏まえると高いQOLとは

自分の中で自分の人生がよいものと思える状態

と言えます。

では、どんな人生であれば

「自分の人生がよいもの」

と感じることができるのでしょうか

よい人生のために必要な状況

それは

「その人の当たり前を当たり前にできる人生」

と考えました。

例えば、

当たり前に、食事をすることができる。

当たり前に、朝を迎えることができる

当たり前に、読書をすることができる

このような普遍的な当たり前だけでなく

当たり前に、海外旅行に行ける

当たり前に、居酒屋に行ける

といった個人的な当たり前であっても

それらが「当たり前」としてできている状態こそが、その人にとっての「良い人生」ではないでしょうか。

そして、

コロナによって会えることが当たり前ではなくなった

米が買えなくて、当たり前に食事をすることができなかった

このような「当たり前」が崩壊した時に、QOLは低下するのではないでしょうか

結論

だからこそ私は、高いQOLとは「その人の“当たり前”が当たり前にできること」だと考えます。

言い換えれば、自分にとって自然で心地よい日常が、何の不安もなく送れる状態。

それは贅沢でも特別でもなく、でもとても尊いことなのだと思います。

最後に

最後までご覧いただきありがとうございました。

今回は、高いQOLとはどのような状況かを具体的に指すのか考えてみました!

みなさんの意見もぜひ教えていただきたいです。

 

このようなエッセイの他にも旅行記なども投稿しています。

この考えも旅行の中で考えたことが多いです。

ぜひご覧ください!

 

とことこらいふ

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